相田 智志

仕事内容

現在はいくつかの研究テーマを並行して進めています。一つ目は、最近注目されている、がんのある特定の細胞を研究し、それを攻撃する医薬品を探す最新のアプローチ。これは、がんの根本治療につながる可能性があり、世界的にも注目される研究です。二つ目は、がんのゲノム解析を行い、治療のターゲットとなる分子の探索を行うこと。ここから見つかった分子から新たな分子標的薬が生まれるという、がん治療への貢献性の高い研究です。また三つ目のテーマは、化合物のスクリーニング。これは、がん細胞で活性化している分子のシグナル経路をゲノムレベルでデータを収集・解析し特定、それに対するスクリーニング系を構築する研究。これは、「薬のタネ」となる化合物を見つけ出し、新たな医薬品の開発へつなげる仕事です。がん研究の難しさは、その謎の多さ。遺伝子レベルでの違いに着目し、人類がまだ解明できない課題に応えていく。この仕事には大きな夢が広がっています。

私の仕事の魅力

学生時代から興味を持っていた、がんの治療薬の研究開発にかかわっているのは大きなやりがいです。がんは、その治療法にさまざまなアプローチがあり、攻めがいがある分野。また、大学時代と比較し、今は「患者さん」と向き合って仕事ができているなと痛感します。実験では、自分が開発する薬がどのような種類のがんに苦しむ患者さんに効果を発揮するのかと常にイメージをしています。学生時代より、より高く広い視野で、ずっと人に役立つ研究ができている。その分、幅広い知識が必要となりますが、研究のための研究ではなく、本当に社会に役立つものを作りだすことができている。そのやりがいと責任感は大きいですね。

2003年
入社から2年間は鎌倉研究所で、抗がん剤の薬効評価を行う。
2005年
大学医学部、免疫学教室に派遣。がん細胞の研究を行う。
2006年
鎌倉研究所に戻り、がん細胞の研究を引き続き行いながら、化合物のスクリーニングなど多彩なテーマを並行して進める日々
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