剣持 均

仕事内容

入社以来、関節リウマチやキャッスルマン病の治療薬の開発に携わっています。「MRA」と呼ばれるこの医薬品は、2005年にキャッスルマン病で製造承認がおり、2008年に関節リウマチ、sJIA(全身型若年性特発性関節炎)、pJIA(多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎)に適応拡大。現在は、皮下注射製剤の開発を行っています。臨床開発の難しさは、医薬品は人により効果や副作用の出方が異なるため、どんな状態の人に効果があり、どんな用量で使えば効果と安全性が両立できるのかという点。臨床開発を通じ、薬そのものの使い方を明確にしていくのです。しかし、臨床試験の初期の段階は情報が少なく、優れた医薬品がその効果を発揮するかは臨床開発の方法次第。私たちの努力が、患者さんの治療の選択肢を増やすことにつながるから、やりがいはとても大きいですね。

私の仕事の魅力

臨床開発は、医療機関の方々との人間関係作りが大切な難しい仕事。一方では、嬉しい瞬間にもたくさん出会える仕事です。たとえば、関節リウマチ患者さんで治療法がなく痛みに困り生活に支障をきたしているという状態が、「薬を使って旅行に行けた」「孫が来て一緒に遊べた」、時には「結婚に踏み切った」といった変化をドクターから聞くと、一人ひとりの患者さんが喜んでいる姿が、目に浮かんできます。これはデータだけでは見えてこない生の声。ドクターから「患者さんが感謝していたよ」という言葉を頂けると、誰かに貢献できていると実感できるこの仕事に誇りを感じます。

2001年
臨床開発として入社。まもなくMRAの開発に携わる。
2005年
MRAがキャッスルマン病の製造承認を取得。
2008年
MRAが関節リウマチ、sJIA、pJIAに適応拡大。
2009年
MRAの新たな使用方法などについて検討、準備。
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